冬の朝、霜で覆われた静かな車のフロントガラスとボンネットのクローズアップ。青白い冷気と淡いグレーと白のトーンが広がり、凍結した静けさを感じさせる雰囲気の写真。

凍結したガラス水の対処法

冬場のワイパー液トラブルを防ぐための基本ガイド

公開日: 2023-03-10 22:17:07 ・ 閲覧回数: 159

塩は入れてもよいのか?

冬場に車のガラス水(ウインドウォッシャー液)が凍結してしまったとき、「塩を混ぜれば溶けるのでは」と考える方は少なくありません。しかし結論から言うと、凍結したガラス水に塩を入れても、基本的に推奨されません。

塩を入れるリスク: 塩を添加すると、タンク本体や配管の金属部品を腐食させる恐れがあります。最悪の場合、配管の穴あきやウォッシャーモーターの故障につながることもあります。

塩で凍結点下がりは可能だが効率が低い

水10%に対して塩を溶かすと凝固点は約マイナス6℃、20%の塩水では約マイナス16℃まで凝固点を下げられます。理屈上は防凍効果が期待できますが、容器の腐食リスクや濃度管理の難しさを考えると、市販の寒冷地用ガラス水を使用する方が安全で確実です。

凍結してしまったときの正しい対処法

凍結を予防するために

本格的な冬に入る前に、外気温に合わせたガラス水へ早めに切り替えておくと安心です。凍結が軽度であればエンジンの熱で自然解凍しますが、凍結が繰り返し起こる場合はタンクや配管の劣化が進んでいる可能性もあるため、専門店での点検も検討してください。

冬場にウインドウォッシャー液が凍結すると、視界不良で運転に支障をきたすことがあります。凍結を防ぐ最も確実な方法は、外気温に適合した寒冷地用ガラス水をシーズン前に早めに使用することです。すでに凍結してしまった場合は、無理に噴射してポンプやモーターに負荷をかけるのは避け、エンジンをかけてエンジンルームの熱で自然解凍を待ちましょう。応急処置としては、きれいな布でガラスを拭うのが効果的です。解氷後は、配管や金属部品の腐食を招くおそれのある塩を後から添加することは避け、専用の寒冷地仕様ガラス水へ入れ替えることをおすすめします。日常的な点検と早めの対策を心がけることで、冬のドライブも安心して楽しむことができるでしょう。